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<< サンデーゲームスタジオに猿楽庁の橋本さんが講演! >>

「サンデーゲームスタジオ」に、ゲームチューニング、デバッグで有名な「猿楽庁」の
橋本長官(社長をそう呼ぶのが猿楽庁流なのです)が講演して下さいました。


「猿楽庁」の橋本長官


<< 猿楽庁の橋本さんの講演内容  >>

「一番大事なことは"誰に向けて作っているか"をはっきりさせることです。
 ゲームを制作するにあたっては、自分たちがどのターゲット層に向けて作っているのか
 しっかりと「見えて」いないと、そのゲームはぼやけてしまいます。」

「しっかりとターゲットを「見る」ためには、「自分の想像するターゲット」を見ているだけではダメで、
 本当にそのターゲットの気持ちにならなくちゃだめなんです。
 本当にそのターゲットの気持ちになるためには、例えば子供がターゲットなら、本当に子供のように
 遊んだり、子供の意見を実際に聞いたり、子供と実際に交流を持ったりしなくちゃいけない。
 そうやって「ターゲットの気持ち」を掴むことが、ゲーム制作に於いてとても重要です。」

「映画や小説などは一方通行の媒体なので、ある程度ターゲットを考えずに自分たちのやりたいことを
 やってもいいですが、ゲームはインタラクティブな媒体なので、押し付けがましいと受け入れられない。
 映画や小説と違い、ゲームは遊ぶ人によって遊びかたが違うものなので、ターゲットを間違えると、
 その面白さが漠然とぼやけたものになってしまうんですね。
 だからこそ、常に"誰に向けているか"を思い出しつつ、作らないといけないんです。」

「楽しいものを作っているんだから、楽しさを伝えるためにも、最後まで楽しく作ることが大切です。
 皆さんには遊ぶ人を常に気にしたゲーム作りを期待しています。」




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